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脱自己流!トイレ掃除の基本を知って臭いや汚れを取り除き気持ちのいい空間に
トイレは毎日使う場所。使えば使うほど汚れてしまいますよね。ですが、毎日掃除しているものの自己流で行ってしまい汚れが効果的に落とせない、臭いが気になるという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、トイレ掃除の基本から、トイレ掃除の頻度や毎日のトイレ掃除のコツやトイレをキレイに保つポイントをお届けします。
トイレの臭いの原因は?
トイレの汚れと共に気になるのが臭いですよね。トイレの臭いの原因は、雑菌が繁殖して尿の成分が分解されたアンモニアが主なのですが、それだけではありません。取りきれてない汚れからくる臭い、タンクや換気扇に発生したカビ、下水臭、トイレブラシのケース内などからも臭いは発生しています。
トイレのイヤな臭い対策は小まめな掃除が一番です。消臭剤で誤魔化そうとしても一時的なものにしかなりません。根本的に解決するためにも基本の掃除を身につけることが重要です。
基本のトイレ掃除
では、トイレ掃除の基本を説明するのでみていきましょう。トイレ掃除も上から下です!
掃除の前に道具を揃えよう
・使い捨てゴム手袋
使い捨てゴム手袋は、洗剤や雑菌からあなたを守ってくれます。
・トイレブラシ
トイレブラシを選ぶ際は便器の縁や裏側までしっかり洗えるものを選んでください。また、トイレは雑菌がウジャウジャしている場所です。たくさんの雑菌を洗い流すトイレブラシも清潔に保ちましょう。そのためにも、トイレブラシの交換は3ヶ月に1回は検討してください。衛生面が気になる方は、毎回付け替えられる流せるトイレブラシなどもおすすめです。
・トイレ用お掃除シート
お掃除シートは厚手のものを用意しましょう。汚れや雑菌が気になる場所なのでトイレに流せるタイプのものがおすすめです。
・使い古した歯ブラシ
細かい箇所が磨ける使い古した歯ブラシはトイレ掃除で大活躍してくれるアイテムです。トイレブラシやお掃除シートでは取りきれない便器のフチ裏・便器と床のつなぎ目・温水洗浄便座のノズルなどは使い古しの歯ブラシでキレイに磨いていきましょう。
・トイレ用洗剤
トイレ用洗剤の種類は、酸性・中性・アルカリ性があるのですが、おすすめは中性洗剤です。中性洗剤であれば、トイレの素材を傷めにくいメリットがあります。また、クエン酸水もおすすめ。雑巾などで拭き掃除をする際、クエン酸水を含ませ拭いていきましょう。
カビ・黒ずみの除去には酸性・アルカリ性の洗剤を使用してください。ただし、温水洗浄便座やプラスチック素材を傷める可能性があるので様子を見ながら使用してくださいね。
トイレ掃除の手順
トイレ掃除の基本は、雑菌を広げないよう換気扇→トイレタンク→便器→壁→床の順番。上から下へ行うことです。
(1)換気扇・トイレタンク
換気扇からスタートです。換気扇は、表面のホコリをハンディクリーナーやハンディーモップで除去しお掃除シートで拭いてください。換気扇の中の掃除は個人で行うのは難しいのでプロにお願いすることをおすすめします。
換気扇が終ったらトイレタンクの掃除です。タンクの汚れはカビや臭い、黒ずみの原因になります。
タンクの外側をお掃除シートで拭いていきます。タンクのレバーは雑菌がたくさん! しっかり拭いてくださいね。拭き終わったら、止水栓を閉め、タンク内の水を全部落としましょう。そして、トイレタンクのフタを外し中性洗剤で洗っていきます。細かい箇所は使い古した歯ブラシを使用しましょう。洗い終わったらしっかり乾燥させてください。
タンク内も中性洗剤で洗っています。パイプや部品は柄の長いブラシや歯ブラシを使用してください。汚れが落ちたら止水栓を少し緩めて洗い流していきます。そして、蓋を戻し、止水栓を元に戻せば、トイレタンク掃除の終了です。
タンク掃除で注意してほしいこと
・酸性・アルカリ性洗剤は使用しない
酸性・アルカリ性洗剤を使用しないということです。タンクは浮き球、ゴムフロートなど異なる素材の部品がたくさんあります。酸性・アルカリ性洗剤を使用すると部品を傷めてしまう原因になるので取扱説明書を読んで洗剤を選んでください。
・水漏れ注意
トイレタンク内の掃除方法を誤ると漏水につながる恐れがあります。ご自身で掃除をされる場合は、十分に注意してください。また、メーカーによってはトイレタンクをの掃除を推奨してない場合もあります。こちらも取扱説明書をしっかり読み、掃除していいのか否か判断してください。
(2)便器
便器の蓋、便座を上げて洗剤を塗ったらブラシで汚れをこすり落していきましょう。便器のフチの裏側や洗浄ノズルの細かい部分は使い古した歯ブラシを使用し便器の隅々までブラシでこすってください。磨き終わったら水で洗い流しましょう。
汚れが落ちない場合は、クエン酸水スプレーなどを使用するのも効果的です。それでも落ちない頑固な黄ばみ汚れには酸性洗剤、黒ずみ汚れには塩素系漂白剤を使用してください。強力な洗剤は温水洗浄便座やプラスチック素材を傷める可能性があるので取扱説明書をしっかり読んで掃除を行いましょう。
磨き終わったら拭き上げです。便器は蓋の外側・内側、便座の上、便座のフチ、便座の裏側の順番で拭いていきましょう。
(3)壁・床
お掃除シートを使用し隅々まで拭いていきます。男性や小さい男の子が立ったまま用を足すと想像以上に尿が飛び散っています。壁に付着し放置しておくと臭いが染み付いてしまうので壁は普段から拭いておきたい場所でもあります。壁を拭き終わったら床に移ります。床と便器のつなぎ目、壁と床のつなぎ目は使い捨て歯ブラシを使用し掃除してください。
お掃除シートを使用しない場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で拭いていきましょう。できれば最後にもう1度! アルコール消毒液を含ませた雑巾で除菌することをおすすめします。
毎日のトイレ掃除はどうしてる?
使えば使うほど汚れるトイレ。臭いも気になるしみんなトイレ掃除どうしているのかな? など考える人もいるでしょう。そこで、知りたい毎日のトイレ掃除の仕方をご紹介します。
毎日のトイレ掃除は汚れやすいところを重点的に行うことがポイントです。また、汚れを見たらすぐに掃除をすればOKです。
(1)拭き掃除
お掃除シートで、ドアノブ、トイレットペーパーホルダー、ウォシュレットのリモコン拭いていきます。次に、トイレタンクの外側、トイレの蓋、便器の外側、便座、便座をあげた内側、便器のフチを拭いてください。
(2)便器・床・壁
便座を上げたら、便器の中に洗剤を塗りトイレブラシで磨き汚れを落とします。そして、床と壁を拭いたら終わりです。
簡単な掃除を毎日することで臭いを取り除けます。丁寧な掃除は週に1回行いましょう。徹底した掃除は月に1回と意識してください。
ただ、トイレ掃除の頻度は使用頻度と比例します。例えば一人暮らしで毎日仕事に出かけ日中はトイレを使用しない場合、週に1回の簡単な掃除、丁寧な掃除は月に1回、徹底した掃除は2〜3ヶ月に1回で良いと思われます。家族が多い場合はトイレの使用頻度もそれだけ多くなります。簡単な掃除は最低でも2〜3日に1回、丁寧な掃除は週に1回、徹底した掃除は月に1回は必要かもしれません。
トイレ掃除を怠ると汚れがこびり付き、臭いも取りにくい状態になり落とすのに大変苦労するでしょう。そうなる前に簡単でもいいので小まめな掃除を習慣付けることをおすすめします。
トイレをキレイに保つポイント
・尿の飛散を防止
男性が立ったまま用を足しているのであれば座ってするようにしてもらいましょう。尿は目では見えない小さな粒で飛び散り臭いの元になります。トレイは家族全員が共通して使う場所です。みんなが気持ちよく使うためにも座って用を足すようにもらうことをおすすめします。
・水を流すときは便器の蓋を閉める
フタを閉めて流すことで雑菌の飛び散りを防ぐことができます。
・消臭剤・芳香剤
除菌もできる消臭剤や芳香剤を置くのも対策のひとつです。アンモニア臭や、換気扇のカビ、便などの汚れの臭いに効果的なものを選ぶようにしましょう。
・すぐ掃除できる状態にする
トイレの掃除道具はすぐ取り出せる場所に置いておきましょう。放置すればするだけ、汚れは頑固なものになり雑菌も繁殖してしまいます。『汚れをみつけたらすぐ落とす』を心がけてください。
【まとめ】気持ちのいいトイレで身体も心もスッキリ!
トイレ掃除の基本いかがでしたか? 自己流で掃除をするのもいいのですが、臭いが残ったり、時間ばかり費やし汚れが取れないとなるとモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。また、黄ばみ・黒カビや尿石がこびりついてしまったら想像以上に手こずることにもなります。そうならないためにも、毎日数分でいいので小まめなトイレ掃除をおすすめします。
ですが、トイレの臭いが取れない・汚れが取れない。自分では手に負えないと思ったらプロに頼むのも一つの手段です。特にトイレタンクの掃除は故障しないか心配だったり、タンク内部のカビなどは個人で除去するには難易度が高いといえます。そんなときはやはり、知識・経験豊富なプロに任せるのが一番です。掃除のプロ、エコフレンドリーにご依頼いただければどんなお悩みやご相談にも、ワンストップで親身にお手伝い致します。