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【自分でできる汚部屋の片付け方】計画的に掃除をするために必要な戦略とは

2022.12.22

ゴミ屋敷片づけ

若者の一人暮らしのマンションやアパートの汚部屋が増えています。部屋中に溢れたゴミの山! 片付けたいけど何から手をつけていいのかわからない、どこから手をつけていいのか分からないという悩みを抱えている方はたくさんいます。

そこで今回は、自分でできる汚部屋の片付け方をお届けするので参考にしてください。

汚部屋の片付けは戦略が必要!

掃除道具

やる気は大切ですが勢いだけで行動して後から困ったことになる場合もあります。モチベーションが下がってどうでもよくなったとならないよう戦略をたて汚部屋を片付けていきましょう。

(1)ゴミ回収日や分別ルールの確認

マンション・アパート、地域の自治体ごとにゴミ出しには細かいルールがあります。まずは、分別ルールの把握、ゴミ回収日を調べてください。ゴミの回収日を守らずに出すと不法投棄とみなされ罰せられる可能性もあるので確認を忘れないようにしましょう。

(2)時間を確保

ゴミとの戦いを1日で終わらせることは難しいと思います。ゴミの量よりも時間があるかどうかが問題です。集中的に片付けができる時間を確保しましょう。

(3)一気に片付けない

一気に片付けようとしてもゴミの量が多ければ多いほど、それに比例して心理的負担も大きくなり持続することが難しくなるでしょう。一気に片付けるのではなく、今日は洋服だけ、プラスチック類だけ、燃やせるゴミだけ、寝室だけ、リビングだけと、明確なゴールを決めて少しづつ片付けることがポイントです。

自分でできる汚部屋の片付け方

キレイになった部屋を思い浮かべながらコツコツ頑張ることが一番の近道です。では、どのように片付ければいいのか説明するのでみていきましょう。

(1)掃除道具を揃える

ゴミ回収日や分別ルールの確認、時間が確保できたらいよいよ片付けスタートです。まずは片付け道具を用意しましょう。

・燃やせる・燃やせない・資源ごみなどの指定ゴミ袋

・段ボール

・厚手のゴム手袋・軍手(ケガ防止)

・マスク(ホコリを吸わないように)

・ビニール紐(雑誌等をまとめる)

・殺虫剤のスプレー(害虫がでてきたとき)

・ビニール袋(腐ったものが出てきたときのため)

以上の道具を用意したら片付けを始めましょう。

(2)動線を作る

ゴミ出しができるよう動線を作ります。ゴミを出しやすくするため、動きやすくするために部屋の出入り口から玄関まで動線を確保してください。大きなゴミを置いている場合は部屋の中にスペースができるまで一旦外に置いておきましょう。

(3)ゴミの少ないエリアにスペースを作る

比較的ゴミの少ない部屋(エリア)から片付けを始めます。ワンルームなどの場合は部屋の片隅で構いません。段ボールが置ける、ゴミ袋が置けるスペースを確保します。

(4)ゴミを分別していく

分別はゴミ、不用品、必要なものと分けていきます。

まずはゴミから。ゴミは捨てやすいものから手をつけていくのもポイントです。雑誌・新聞紙をまとめる、空き缶、弁当の空箱、空の菓子箱、ラーメンのカップ、生ゴミなど。燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源ごみと分別しながら捨てていきましょう。今日は缶・瓶だけ、今日は雑誌だけでもOKです。これは資源ごみ? それとも燃やせないゴミ? など、悩まずにできるのも片付けを進めるうえでのポイントです。害虫が出てきた場合はその都度処理していきましょう。

不用品とはゴミではありません。状態の良いもの、新品未使用などの家電、全巻揃っている漫画、ブランド品・骨董品など、まだ使えるけどもう必要ないモノです。不用品はメルカリなどのネットに売りに出すのもおすすめです。

ただ、なかには懐かしいもの、思い出の品、まだ使えると思われるものなどを勿体無いと思い捨てられなくなる人もいます。

そこで一度考えてください。今までゴミの中に埋もれていたものが本当に必要? なのでしょうか。ゴミ山から出てきたということは使用していなかったということ。みつけるまで忘れていた場合もあります。思い出の品などは写真や動画、心に残しておくようにしましょう。手放す勇気も必要だということを忘れないでください。

大切なのは持続すること。まとめたゴミを1箇所に置くだけでも部屋の中はかなりスッキリするでしょう。キレイな部屋に近づいている姿が目に見えるのでモチベーションを保つこともできます。捨てやすいモノはどんどん捨てていきましょう。燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源ごみ、ダンボールなどの回収日に合わせて片付けるとすぐにゴミを捨てられるので部屋の中がよりスッキリするのでおすすめです。

(5)必要なモノを1箇所にまとめる

分別が終わり不用品を片付けると残ったものは必要なものだけです。必要なものをすぐにでも整理整頓したいところですが、汚部屋にはホコリやカビ、目に見えないゴミがたっぷり溜まっています。掃除をするために必要なものは1箇所にまとめ掃除しやすい環境を作りましょう。

(6)掃除する

最後の掃除です。掃除の基本は高い場所から低い場所へ。まずは、カーテンレール、エアコンの上、照明など高い場所から家具、テレビと低い場所のホコリを払っていきましょう。最終地点は床の掃除機かけです。掃除機をかけ終わったら雑巾で拭いていきましょう。

まずは水拭き、そのあと中性洗剤を含ませた雑巾で再度拭いていきます。雑巾掛けのポイントは奥から手前です。出入り口からみて一番奥側から拭き始めてください。奥側から後ずさりするように出入り口に向かうイメージです。水回りの掃除は丁寧に行いましょう。汚れが頑固で取れない場合は業者に依頼することも検討してください。

掃除が終わったら必要なモノを整理整頓して片付け終了です。分別は細かいルールもあり処分の仕方がわからない物もあります。その場合は自治体の公式サイトを確認したり電話をして尋ねてみてください。捨てられないゴミはありません。処分方法は必ずあるので心配しないでください。

汚部屋を片付けるメリット

汚部屋を片付けるとどんな良いことが待っていると思いますか? ここでは片付けのモチベーションが上がるようなメリットを説明していきます。

(1)生まれ変わったような気持ちになれる

汚部屋を片付けると精神的な負担から解放され、まるで生まれ変わったような気持ちを味わえます。「こんなに部屋が広かったんだ」、「こんなに日差しがよかったんだ」、「窓を開けたら風が通って気持ちいい」と晴れやかな気持ちにしてくれるでしょう。

汚部屋はただ汚いだけでなく、ホコリやカビに囲まれ健康面にも悪影響を与えます。仕事終わり汚部屋に帰る足取りも重かったのではないでしょうか。キレイになった部屋で新鮮な空気を吸えば心身ともにリラックスでき部屋に帰るのが楽しみになりますよ。

(2)達成感が味わる

汚部屋を片付けるって並大抵のことではありません。取り掛かっても途中で諦めてしまう人がほとんどです。片付けを完遂できれば途方もない達成感を味わうことができるでしょう。そして、やり遂げたという自信がつくでしょう。

今から汚部屋の片付けに取り掛かるならゴールを明確にイメージしましょう。ゴールがあると思えば人はいつも以上に頑張れモチベーションも維持できます。何ごとも目標を計画的に行うことが達成感を得るコツです。

(3)引っ越しできる

例えば仕事を転職して職場が遠くなった、結婚が決まり引っ越ししなければならなくなった、恋人と一緒に暮らすために引っ越しすることになったなど、引っ越しが必要になったのに汚部屋のままだと引っ越しできない状況に追い詰められてしまいます。

汚部屋のまま引っ越しすると家主・管理会社と揉める可能性もあります。片付けさえできれば好きなタイミングで好きな場所へ引っ越しができるでしょう。

(4)無駄な出費がなくなる

「寒くなったからコートを着たいけどゴミ山の中にあるから着る気にならない。仕方ないので新しいコートを買おう」、「ハサミがあったはずなのにみつからないから新しいハサミを買おう」、「この前買ったトリートメントがどこにいったか分からないからまた買おう」など……。

汚部屋あるあるなのですが、汚部屋だと必要なものがどこにあるのか把握しづらく同じ物を何度も購入することになります。部屋が片付いてさえいれば必要なものを探すことも新しく購入することもありません。無駄な出費を抑えることができるので、その分おいしいものを食べたり、自分に投資し新しい何かを始めることができそうですね。

(4)人を招くことができる

汚部屋が片付くと人を招くことができます。汚部屋は誰にも知られたくないという人が多く人を招くどころか隠すのに必死な人ばかりです。汚部屋を脱出できれば、家族、友人、同僚、恋人……。誰が訪ねてきてもウエルカムです。人間関係にも良い影響を与えるでしょう。

【まとめ】

掃除する男性(レゴ)

一人でできる汚部屋の片付け方いかがでしたか? 読むだけなら簡単にできそうなのですが、とにかく時間が必要となります。ゴミの分別も手強いので根気よく片付けていくことが重要です。しかし、どうしても片付かない、想像以上に時間がかかり片付けができない、途中で心が折れたなどの場合は業者に依頼することも検討しましょう。

エコフレンドリーサービスは業界屈指の経験と5,000件を超える実績があります。プロフェッショナルとしてゴミの回収および法律に従った運搬・破棄を行っています。プロとして築き上げてきた知識・技術・信頼でどんなお悩みやご相談にも、ワンストップで親身にお手伝い致します。

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