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片付け業者が見たゴミ屋敷あるある10選!汚部屋を繰り返さないための対処法

2022.12.17

ゴミ屋敷片づけ

ゴミを溜めてしまう人には習性・特徴・ゴミの溜め方などに共通したあるあるがあります。そこで今回は、5,000件のゴミ屋敷・汚部屋を片付けてきた経験から発見したあるあるとゴミ屋敷・汚部屋を繰り返さない対処法をお届けします。

あるあるは当てはるほどにゴミ屋敷・汚部屋を作り出してしまう可能性が高いので要チェックです。

ゴミ屋敷あるある10選

清掃業者

片付け業者だからこそお伝えできるあるあるをご紹介していきます。当てはまる人は対策をとっていきましょう。

(1)雑誌・ペットボトル・衣類はゴミの定番あるある

ゴミ屋敷・汚部屋を埋め尽くすゴミの定番あるあるは雑誌・ペットボトル・衣類です。男女と問わず大量の雑誌・ペットボトル・衣類が山積み、または床を埋め尽くしています。ゴミ山の下から古い雑誌が出てきて表紙モデルの若さに驚くことも度々あります。

レジ袋、雑誌、ペットボトルが床に置かれ、脱いだ洋服をその上に放置するとあっという間にゴミ屋敷は完成してしまいます。男性は約4人に一人がペットボトルに尿をしている特徴もあります。

ゴミ屋敷は衣類(洗濯物、靴下、ネクタイ、ストッキング含む)との戦いです。ストッキングとコード(電源)類は片付けの天敵でもあります。また、衝動買い・買い物依存症の人も汚部屋を作りやすいといえます。購入するだけで満足し開封せず放置を繰り返すと汚部屋はすぐ出来上がります。雑誌・ペットボトルの購入が習慣になっている、衝動買いをしてしまう人は注意が必要です。

(2)自分のテリトリーは確保あるある

どの部屋もゴミで埋め尽くされているけれどテリトリーの確保をしているのもゴミ屋敷の習性あるあるです。その範囲はとても狭くベッドの上、敷布団1枚分、椅子一脚分のスペースに、スマートフォンやパソコン、タブレット、充電器、ゴミ箱、ティッシュなど生活に必要なものが並べられ、寝る・食べる・寛ぐなどしています。ゴミ屋敷の住人はその狭いスペースで意外に充実した生活を送っています。

(3)床に物を置いてしまうあるある

床に物を置くと掃除が面倒になります。その結果、床にどんどん物が増えゴミ屋敷になるという流れもあるあるです。床に物を置いてしまうと掃除のとき確かに邪魔ですよね。物が増えれば増えるほど片付けが億劫になり放置されてしまいがちです。床に物を置く癖のある人は注意してください。

(4)物を捨てられないあるある

「いつか使う」、「もったいない」、「大切なもの」、「思い出の品」など物を捨てられない人もゴミ屋敷・汚部屋を作りだしやすい習性あるあるです。物を大切にすることは素晴らしいのですが不要になっても捨てられないということは、ゴミを溜めて続けているのと同じ行為でもあります。

家や部屋の収納には限りがあります。溜めれば溜めるほど収納が圧迫され物で溢れてしまいます。大切なものは思い出と共に心にしまい品物自体に執着することはやめ捨てる勇気を持つことも重要です。

(5)後回しで結局しないあるある

何かあれば面倒・億劫だと物事を後回しにすることが癖付いている人もゴミ屋敷・汚部屋を作りだしやすい人習性あるあるです。後回しにする癖が付いている人は掃除も「後でしよう」、「週末にまとめて掃除する」と思い結局しないというのもあるあるです。

後回しから脱却するには脳が覚醒している時間帯に行動することです。週末掃除をしようと朝から起きてもまだ脳が覚醒していないのでどうしても面倒だと考えてしまいます。ベストな時間は午後2時〜3時ごろ。この時間帯は脳も覚醒しているので後回しにしようという考えを感じにくくなるようです。

(6)まだキレイあるある

ゴミ屋敷や汚部屋に暮らす人は誰が見ても汚いと思う部屋でも「まだキレイ」と思ってしまうのもあるあるです。これは、狭い範囲のテリトリーはキレイ、生活に困ってないという理由もあると思われます。結果的に汚いと人に言われたとしても、言われるほど汚くないと感じ掃除をせずゴミを溜め続ける傾向がみられます。

(7)ゴミだしルールを知らないあるある

ゴミ屋敷・汚部屋で暮らす人は、地域、マンション・アパートのゴミ出しルールを知らない・分別の仕方がわからない特徴あるあるがあります。住んでいる自治体やマンション・アパートなどによりゴミ出しルールはさまざまです。ゴミの回収日を知らない、ゴミ出しルールを知らない・分別を把握していないためゴミを出さず溜め込続けゴミ屋敷を作ってしまいます。

(8)忙しいあるある

ゴミ屋敷・汚部屋を作り出してしまう人の特徴あるあるに不規則な生活、夜勤・昼勤などのシフト制、また多忙で時間に余裕のないというものがあります。

これは、几帳面な人、キレイ好きな人であっても忙しく時間に余裕がないと掃除やゴミ出しは後回しにしてしまいがちです。自身で片付けようとするタイミングは何度も訪れるのですが、早朝や深夜だと周囲への気遣いから掃除を諦めてしまいゴミ屋敷が徐々に作りだされてしまいます。

(9)難易度の高いお願あるある

ゴミ屋敷の片付けで探し物を依頼されるのもあるあるです。印鑑や通帳、指輪にを探してほしいと難易度の高いお願いが多くあります。ほとんどの人が保管場所を決めておらず適当な場所に放置した結果ゴミに埋もれてしまう場合がほとんどです。お陰さまで依頼のほとんどを見つけることができています。

(10)ゴミ屋敷じゃないあるある

ゴミ屋敷・汚部屋は人によって基準が違います。ゴミ屋敷の片づけ依頼と聞き伺ったら、全然大したことがない、物が多いだけでゴミ屋敷ではないことも多く経験しています。

普段、キレイにされている方は「汚い」、「散らかった」と認知する感覚が敏感になり、ゴミ屋敷や汚部屋に暮らしている人ほどいき値が高い傾向にあります。余談ですが、私たちは物が多い家のことは物屋敷と呼んでいます。

ゴミ屋敷・汚部屋を繰り返さない対処法

ゴミ屋敷・汚部屋を片付けると一生元に戻りたくないものです。キレイな部屋を維持したまま生活するための対処法をお届けするので参考にしてください。

(1)1階で暮らしましょう

すぐにゴミ出しができる環境を意識してください。引っ越しをするなら24時間ゴミが出しができる、敷地内にゴミ置き場がある物件の1階がおすすめです。

(2)時間を自分で作る

多忙で時間がない、時間が不規則な仕事をした結果、ゴミ屋敷、汚部屋を作ってしまった人は、職場から近くの物件を探し通勤時間を短縮意識して自分の時間を作るようにしましょう。

(3)デジタル化しましょう

紙媒体のものの購入が癖になっている人は電子書籍に切り替えましょう。雑誌、マンガ雑誌、週刊誌、女性ファッション誌、情報誌、男性誌、ビジネス誌など……。電子書籍であればゴミを出さないだけでなく最新の情報を得ることもできます。

(4)引き出し付きの収納はあきらめましょう

ゴミ屋敷・汚部屋の引き出し収納はパンパンに詰め込まれその上からゴミが溜まっています。最初から引き出し収納は諦め、かごや箱などの収納を使用しいつでも中身を確認でき捨てやすい環境を作るようにしましょう。

また、小銭をズボンやジャケットのポケットに入れる癖がある人は注意が必要です。ゴミに小銭が混ざって落ちているケースが非常に多いので小銭ができたら小銭入れや財布にしまう習慣を身につけましょう。

(5)天気予報をみましょう

ゴミ屋敷で大量に見られるゴミの一つにビニール傘があります。天気予報をチェックせずに出かけ雨が降ったらビニール傘を購入。この行為を繰り返せば傘もゴミになるだけでなく不経済でもあります。出かけるときは天気予報をチェックし折りたたみ傘を持ち歩く習慣を身につけましょう。

(6)洗濯は簡素化しましょう

時間がなく洗濯が面倒な人は乾燥機付きの洗濯機を購入を検討しましょう。できれば、洗濯物置き場を作りタオル・インナー・アウター程度分けれるとベストです。そして、洗濯したものは簡単でいいのでクローゼットに収納する習慣を身につけましょう。

多忙・面倒などの理由で「洗濯する時間がないから新しい服を購入する」などは不経済な悪循環を作ってしまいます。また、洋服を1着購入したら1着捨てるようにしてください。

(7)捨てやすいものを買いましょう

定期的に断捨離する習慣を付けましょう。2〜3ヶ月に一度部屋を見直し断捨離しましょう。使ってない、不要な物を捨てていくのです。そのためにポイントは、捨てやすい物を購入することです。購入する際も、家に既にある物、同じ用途の物、衝動的に欲しくなった物はいくら捨てやすい物でも不要だと考え購入しないようにしましょう。

(8)人を招きましょう

ゴミ屋敷・汚部屋に人を招くことはできません。そうなる前に意識して人を招くようにしましょう。家族・恋人・友達・同僚など……。人を招けば必然的に掃除が必要となります。定期的に人を招きキレイを維持するのもゴミ屋敷・汚部屋を繰り返さない対処法のひとつです。

【まとめ】

掃除業者

ゴミ屋敷あるあるいかがでしたか? 当てはまるという人はゴミ屋敷や汚部屋を作り出してしまう可能性があるのでライフスタイルを見直しましょう。既にゴミ屋敷になっているという人は今すぐエコフレンドリーサービスにご相談ください。

自分自身がリラックスできる場所というのは大切なのですが、ゴミ屋敷・汚部屋になると不衛生なだけでなく、さまざまなリスクを招くことに繋がります。放置すればするほご自身が辛くなるだけ!

エコフレンドリーサービスは業界屈指の経験と5,000件を超える実績があります。プロフェッショナルとしてゴミの回収および法律に従った運搬・破棄を行っています。プロとして築き上げてきた知識・技術・信頼でどんなお悩みやご相談にも、ワンストップで親身にお手伝い致します。

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