環境にやさしい!リサイクルステーションを賢く活用してゴミを減らそう
2023.03.15
リユース&リサイクル
家庭からでる資源ゴミは回収日まで家に保管しゴミの日に出すというのが一般的ですよね。しかし、うっかり出し忘れると、再度、一週間ほど回収日を待つことになってしまいます。
待つ間にゴミはどんどん溜まっていくでしょう。しかし、街のスーパーなどに設置されているリサイクルステーションを活用すれば、いつでも好きなときに資源ゴミを出すことができます。そこで今回は、リサイクルステーションについてお届けします。お得な情報もあるのでお見逃しなく!
リサイクルはなぜ必要?
人間は地球が与えてくれた資源を使い続けてきました。そのお陰で人々の生活はとても便利で豊かなものになりました。しかし、人々の生活が豊かになればなるほど地球にはゴミが溢れました。ゴミは自然環境に大きな悪影響を与え始めました。
廃棄されたゴミを焼却処分すると、二酸化炭素や有害物質が排出され大気汚染の原因になります。ゴミを埋めれば土壌汚染を招きました。海に捨てれば水質汚染を引き起こしました。それでも、人間は新たな資源を使い製品を作り続けたのです。そして、地球が悲鳴を上げ始めたとき人々は資源が残り少ないことに気がつきました。
人々は地球環境をより良くするために私たちができることは何か考えました。そこで提案されたのが循環型社会の構築です。限りある資源と地球環境を守るため、リサイクルで資源を有効活用しようと多くの人が行動しています。
リサイクルすることで、天然資源の無駄使いを抑えることができます。ゴミも減らすことができます。処分するゴミが減ることで環境保全もすすみます。
リサイクルはなぜ必要なのか? それは、私たちが暮らす地球を守るために必要なのです。
リサイクルステーションとは
リサイクルステーションとは、自治体の専用回収窓口や民間企業がスーパーや家電量販店の店頭に設置している資源ゴミ回収場所のことです。
企業によって、回収される資源ゴミは異なりますが、買い物ついでに資源ゴミをリサイクルに出すことができます。リサイクルステーションという名称は統一されておらず「ecoひろば」、「エコ・ステ」、「リサイクルボックス」といった名称で設置されている店舗もあります。
どんな資源ゴミを持ち込めるの?
・新聞、チラシ
・本、雑誌
・紙パック
・段ボール
・アルミ缶、スチール缶
・ペットボトル
・古着
設置している店舗によって持ち込める資源ゴミは異なります。古紙に特化しているリサイクルステーション、古着は条件付きで回収しているリサイクルステーションなどあります。リサイクルステーションを利用する際は、回収対象を確認して持ち込みましょう。
どこに設置されているの?
・イオン
・イトーヨーカ堂
・有明ガーデンモール
・ヤオコー
・ゆめマート
・コメリ
・コープ
・ドン・キホーテ
・ゆめタウン
・フレスタ
・マックスバリュ
・ザ・ビッグ
(※リサイクルステーションが設置されていない店舗もあります)
他にもさまざまな場所に設置されています。
リサイクルでポイントを貯めよう!
資源ゴミをリサイクルすることでポイントが貯まるお得なサービスもあります。代表的なのがイオンです。リサイクルに出すペットボトル・古紙・紙パック・アルミ缶の数量に応じて電子マネーWAONとして使えるWAONポイントが付与されます。1WAONポイントごとに、1円分のWAON(電子マネー)にポイントチャージ(交換)して、買い物に使えます。
イオンのリサイクルステーション使い方
リサイクルステーションの使い方は簡単3ステップです。WAONカードを忘れないようにしてください。
①対象WAONカードをかざす
(電子マネーWAON(モバイルWAON含む)・JMB WAON・WAON POINTカード(対象店舗のみ))
②資源物をリサイクルステーションに入れ重さを量る
③ポイント受け取りのボタンを押して完了
貯めたポイントはWAONステーションまたはイオン銀行(一部店舗を除く)で受けることができます。
1WAONポイントの目安としては……
・ペットボトル5本
・古紙1kg
・紙パック10枚(300g)
・アルミ缶5本
※ポイントには有効期限があるので注意してください。
他にもさまざまなスーパーで店頭回収参加に対してポイントを付与しているので活用してください。
ヒントはリサイクルマーク
引用:堺市環境事業部
どのような商品がリサイクルできるのかわからない人はリサイクルマークを探してみてください。リサイクルマークが分かれば分別もしやすくなりますよ!
リサイクルステーションを活用するメリット
リサイクルステーションを活用するとどのようなメリットがあるのか説明するのでみていきましょう。
(1)お得感がある
環境に配慮しながらポイントを貯めれらることが最大のメリットではないでしょうか。古紙、古着、ペットボトルなどの資源ゴミを回収日に出すだけならお金になりませんが、リサイクルステーションに持ち込むだけで普段の買い物に使えるポイントや金券、割引券がもらえます。ゴミを捨ててポイントがもらえるなんてお得でしかありませんね。
(2)いつでも気軽にリサイクル
買い物ついでや時間を気にせず持ち込めるのもメリットのひとつです。勤務形態によってはゴミを出したくても出せないという人もいます。その点、リサイクルステーションは24時間いつでもOKなので自分都合で資源ゴミを出すことができます。。
(3)社会貢献できる
リサイクルとは廃棄される資源ゴミからまだ使える部分を取り出して再利用することを指します。循環型社会構築のため、ゴミの分別をする、リサイクルステーションを積極的に活用することで資源を無駄にすることなく社会貢献ができます。
リサイクルステーションのデメリット
メリットの多いリサイクルステーションにもデメリットが存在するのでみていきましょう。
(1)資源ゴミを持ち込むのに手間がかかる
古紙や段ボールはある程度まとめて紐で束ねていかなければなりません。さらに、段ボールも古紙も量が多ければ嵩張り、重さもあるので徒歩や自転車で持ち込む際は労力が必要となります。
紙パックは水洗いしたらハサミなどで切り開きよく乾かさなければ持ち込めません。ペットボトルはキャップとラベルを剥がし水洗いしたあとよく水気を切ってから持ち込んでください。資源ゴミはただ持ち込めばいいものではなく使用済みのものをある程度キレイにしなければならなく手間がかかる場合もあります。
(2)どこでも設置している訳ではない
リサイクルステーションを設置しているスーパーと同じ系列の店舗だからといってリサイクルステーションを設置しているとは限りません。設置していない店舗もあるので確認が必要です。
(3)持ち込めるものが限られている
持ち込める資源ゴミもスーパーによって異なります。古紙に特化している、ペットボトルに特化している、二種類しか持ち込めないなど、店舗ごとに決まりがあるので確認してから持ち込むようにしてください。
【まとめ】
私たちが日常的に使用している物の中にはリサイクルできるものがたくさんあります。ゴミを捨てる前に一度、リサイクルできるか考えてみてください。その一瞬が地球を守ることに繋がります。
リサイクルステーションに資源ゴミを持ち込むには多少の手間暇がかかりますが、メリットの方が多く、社会貢献もできるので、ぜひ活用してみてください。
しかし、世の中にはゴミの山に囲まれ分別したくてもできない、片付けることができないと一人で悩んでいる人が多く存在します。ゴミ屋敷、ゴミ部屋を必死に隠し途方にくれている人が本当に多いのです。その悩みを一緒に解決するのがエコフレンドリーサービスです。
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